紫外線対策もう迷わない!|0歳から大人まで安心ノンケミカル

みなさんこんにちは^^

アトピーの娘のため「着るミトンKAERA」をつくった、みらいこ代表のmidoriです。

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もうすぐ太陽が照りつける真夏がやってきますね!


紫外線が気になる季節でもありますが、


子どもの頃、
外でたくさん遊べば風邪をひかない丈夫な体になると言われていたのを思い出します。


これにはちゃんと理由があって、
日光浴によって紫外線を浴びることで皮膚で作られる、ビタミンDのお陰なんですね^^


ビタミンDの働きは、まさに元気の源で、


免疫力アップや、病原菌の増殖を抑えるといった、感染症対策に重要な役割をしている他、

✔︎ アレルギー症状の改善
✔︎ 体内時計の調整
✔︎ 骨を丈夫にする

という上でも欠かせないということが分かっています。


アトピーに適度な日光浴が良いとされているのも、
ビタミンDに免疫反応の暴走を抑える働きがあることからなんですね^^


さらに、鬱や自閉症、花粉症、不妊、糖尿病、がんとの関連についても研究が進んでいます。


では、健康維持のために1日に必要なビタミンDの量はどのくらいかというと、
約10μg(マイクログラム) = 400IUとされています。


これは、成人が1日に必要なビタミンDの量を15μgとして、
そのうち約5μgを食物から、残りの10μgを紫外線から体内に取り込む
という想定での設定値なのですが、
最近では、ビタミンDの色々な健康作用を得るために10μgでは不十分と指摘され始め、
1日に250μg、6ヶ月間の摂取でも安全という報告もあることから見直しが進んでいるようです。


ちなみに、厚生労働省の「平成30年国民健康・栄養調査結果の概要」によると、


1歳以上の男女計6926人、1人1日あたりの摂取平均値が6.6㎍ということで、
実際のところ、私たちはかなりビタミンD不足の傾向にあるようです^^;


ビタミンDを作ってくれるのは、
紫外線の中でもUVBと呼ばれる日焼けの原因になる光なのですが、
UVBは服やガラスを透過できないので、


屋内で過ごす時間が長い場合や
外出時には必ず日焼け止めを塗っている
という場合には、慢性的にビタミンD不足になっている恐れがあります。。


実は、かくいう私も、
仕事は窓際の日当たりが良い場所でしているから大丈夫♪などと油断していましたが、
窓ガラスや衣服でビタミンDの生成がしっかりブロックされてしまっていたんですね^^;


私が自分の深刻なビタミンD不足を自覚したきっかけは、
年末に、乾癬を発症してしまったことにあります。。


そして、乾癬とビタミンD欠乏の密接な関連について多くの研究報告があることを知り、
劇的に改善させることが出来た経緯は、きっと現在進行形で悩まれている方のお役に立てるかと思いますので、また別の機会にお話しさせていただきますね^^


さて、
紫外線不足によって、健康上の弊害が出てくることが分かったとはいえ、


海水浴など、真夏の炎天下で長時間、強い紫外線(特にUVA)を浴びつつづけることは、
肌へのダメージや老化につながることも分かっているので、上手に避けたいところです^^


お肌を守りながら、
心身ともに調子良くあるために、


日光を恐れ過ぎずに、ビタミンDをつくることのバランスをとりながら、
日焼け止めなどでの臨機応変な紫外線対策ができると理想的ですよね^^♪


ここで知りたくなってくるのが、


具体的に、ビタミンD10μgを作るのに必要な日光浴ってどのくらい??

私たちの健康のために大切な日光浴が怖いものに変わるタイミングって、
どのくらいの時間からなの?? 


ということではないでしょうか^^


漠然と、紫外線は良くないと思って避けてしまいがちですが、


ここがわかると、日焼け止めを塗るタイミングがクリアになって、
紫外線に対する過度な心配から解放されてきます^^♪


参考情報として、
国立環境研究所地球環境センターが運営するサイト「ビタミンD生成・紅斑紫外線量情報」では、


国内12カ所の地域別に、ビタミンD10μgを体内で生成するのに必要な紫外線の照射時間を公開していて、リアルタイムで特定の場所の適切な紫外線照射時間を調べることができます。


紫外線は、季節や緯度によっても届く量が違ってくるので、
気になる方はぜひ以下のサイトでお住まいの地域の情報をチェックしてみてくださいね^^

「ビタミンD生成・紅斑紫外線量情報」https://db.cger.nies.go.jp/dataset/uv_vitaminD/ja/
(モバイル用)https://db.cger.nies.go.jp/dataset/uv_vitaminD/ja/mobile/index.html



ちなみに、以下の3つの地域と季節で晴れた日に日光浴をした場合、
10μgのビタミンDを生成するのに必要な日光照射時間と、肌にダメージが出始めるタイミングはこんな感じです↓(顔と両手の甲の面積に相当する600cm2を露出して調査)



10μgのビタミンDを生成するのに必要な時間



皮膚に直接的な影響が出始める時間



つくばの7月の9時〜15時を例にすると、


ビタミンDを作るために必要な日光浴時間
約6〜18分間


老化対策や美容を考えた場合
日焼けが始まるのは日光浴を始めて最短約20分後からなので、
20分以内の紫外線照射であれば、紫外線に敏感な方などを除いては、日焼け止めを塗らなくても日焼けやシミ・しわを心配せずに過ごすことができるんですね^^


ここで、紫外線に敏感な光線過敏症の方にも朗報です^^♪
手のひらや足の裏だけでも十分にビタミンDを作ることができるということが分かっているので、
楽な体制で、ベランダから足の裏を外に向けて出して座ってみるなどでも大丈夫です^^
他にも良い方法がありましたら是非コメント下さいね♪
ただし、全ての肌質にとって注意が必要なのは、
1年で最も日の長い夏至(6月21日)の前後2カ月は、直射日光がとても強く、特に太陽が一番高くなる10時~14時の時間帯に直射日光を浴び続けるのは、体によくないことが分かっています。


紫外線は、反射光でも十分に取り入れることができるので、
この時期は、木陰などの柔らかな日差しのもとで日光浴を行うと更に安全ですね^^♪


このような条件やタイミングを目安にして、
プラスα日焼け止めなどでの対策をすると安心ということが分かります^^


ところで、日焼け止めはみなさんどのようなものを使っていますか?


お店にもネットにも、どれにしたらいいのか迷ってしまうほど、
本当に色々なUVケア商品が溢れていますが、


アトピーやアレルギーがある場合や、敏感肌の方は、
なるべく、ケミカルなものや、刺激の強いものは避けたいというのが本音かもしれません。


我が家でも、子どもたちがアトピーのある敏感肌なので、
毎年色々な日焼け止めを探して試してきました。


そこで今日は、
お肌に優しくて効果の高い紫外線対策について、掘り下げてみたいと思います^^


先ず、日焼け止めには、
紫外線の防ぎ方によって、大きく2つのタイプがあるんですね^^


タイプ1・・・紫外線吸収剤
肌の表面で化学反応を起こさせて紫外線を熱エネルギーに変換した後、
放出して紫外線が直接肌に届くのを防ぐ。


タイプ2・・・紫外線散乱剤
肌表面で微粒子が紫外線を反射させて、皮膚内部への浸透を防ぐ。
それぞれの特徴は、



「紫外線吸収剤」と「紫外線散乱剤」どちらのタイプの日焼け止めなのかは、
商品裏面の表示で以下の成分から見分けることができるのでチェックしてみてくださいね^^



我が家の場合、私も子どもたちも、


先に記載した情報をもとに、
20分程度の日光浴であれば美容や老化に影響しないことが分かってからは、


日常では、基本的には日焼け止めは塗らず、顔は帽子で日よけ対策をして、
適度な紫外線からビタミンDを作ることを大切にしています^^
一方で、炎天下でのレジャーや、海水浴に行く場合には、
朝から夕方まで長時間、日に当たり続けることになるので、日焼け止めを使用します。


使うものは、


肌へのやさしさを重視しているのと、
経皮吸収されて血液に入る紫外線吸収剤の潜在的な危険性を避けるために、


紫外線散乱剤による日焼け止めを選んでUVケアをしています^^


実際に自分で色々試して辿り着いた、我が家で愛用の日焼け止めを2つご紹介しますね^^
どちらも、iHerb (アイハーブ)で購入しています。


1つ目は、
コパトーンというブランドから出ている「Pure & Simple」
0歳から使える100%ミネラル成分由来の日焼け止めです。
https://www.iherb.com/pal/referral/pdp/AEL4064?productId=115060&rcode=AEL4064&utm_medium=appshare

 




✔︎容量:177ml

✔︎酸化亜鉛24.08%

✔︎低刺激性、目に沁みない

✔︎ウォータープルーフ
(80分間持続)

✔︎SPF50

✔︎ノンケミカル
(オキシベンゾン、オクチノキサート(メトキシケイヒ酸エチルヘキシル)、PABA(パラアミノ安息香酸)、パラベン、着色料、香料無添加)

※生後6ヶ月以下のお子様へのご使用は、医師にご相談ください。

 

 


手に出すと、白色のサラリとした液状です。


ちょっと垂れやすいのですが、一度に出す量に気をつけると大丈夫です。


伸びが良く、塗り広げると自然に肌に馴染んでいきます。


不自然に白浮きする事はなく、肌がワントーン明るくなり透明感が出る感じです。




2つ目は、
Think(シンク)というブランドから出ている「Thinkbaby」 (パッケージが新しくなっています)
こちらも、0歳から使えるミネラル成分由来、有毒化学物質不使用の日焼け止めです。
https://www.iherb.com/pal/referral/pdp/AEL4064?productId=62530&rcode=AEL4064&utm_medium=appshare



✔︎容量:89ml

✔︎酸化亜鉛20%

✔︎低刺激性

✔︎ウォータープルーフ
(80分間持続)

✔︎SPF50

✔︎ノンケミカル
(オキシベンゾン、アボベンゾン、フタル酸エステル、石油、ジオキサン、PABA(パラアミノ安息香酸)、パラベン、BPA不使用)

※生後6ヶ月以下のお子様へのご使用は、医師にご相談ください。

 

 

手に出すと、ホイップ状のフワッとした白色のクリームです。


液ダレしないので、慌てずに塗れて、子どもでも周りを汚さずに使いやすいと思います。


軽い付け心地で伸びが良く、ひと塗りした直後は白いと感じますが、そのまま伸ばし広げると直ぐに肌に馴染んできて、白浮きしないです。


ベタつき感が無く、自然にトーンアップしたなめらかな肌になります。


どちらもたっぷりの容量で、2つあると家族4人で一夏のレジャーに十分な量です^^♪
子どもたちが海水浴が大好きなので、海の生態系に優しいという点も外せません。


そして、


アトピーの敏感肌でも荒れない
ノンケミカルなのに白浮きしない


という使用感がとても気に入っているのですが、
子どもが自分で使いやすいのは、二つ目のThinkbabyの方だと思います^^


iHerbでも安心安全な日焼け止めとして常に高評価を得ている2商品なので、
気になる方は試してみてくださいね^^


コパトーン「Pure & Simple」
https://www.iherb.com/pal/referral/pdp/AEL4064?productId=115060&rcode=AEL4064&utm_medium=appshare


シンク「Thinkbaby」 (パッケージが新しくなっています)
https://www.iherb.com/pal/referral/pdp/AEL4064?productId=62530&rcode=AEL4064&utm_medium=appshare

 

今ご紹介したものは海外の製品ですが、
日本の市販品であれば、成分表で日焼け止めのタイプを見分ける以外にも、

「紫外線吸収剤無配合」「紫外線吸収剤フリー」「ノンケミカル」

と書いてあるものであれば、紫外線吸収剤不使用の日焼け止めという判断ができます♪


ところで、日焼け止めの容器を見ると必ず書いてあるのが、


SPF〇〇 / PA+++

これは、

「UVBを防ぐ効果をSPFの数字の大きさ」で表し、
「UVAを防ぐ効果を PAの+の多さ」で表しているんですね^^


そもそも、紫外線の種類であるUVAとUVBの違いってなんでしょう?



UVAもUVBも、今日のブログをお読み頂いたみなさんは、
肌にダメージが出始めるタイミングが明確になったと思いますので、
漠然とした心配からは解放されて、上手にUV対策していきましょうね^^


SPFの数値は、低いものから高いものまで、いろいろありますが、
日焼け止めの効果として、実際どのくらいの違いがあるのでしょうか?


SPF15 → UVBの約93%をブロック
SPF30 → UVBの約97%をブロック
では、

SPF50はというと、SPF30と1%しか変わらない約98%のブロック効果なんです。。


太陽光線を100%カットする日焼け止めは存在しないので、
SPF30の97%カットというのはかなり優秀で、


SPF30以上になると、「日焼け止め効果はほとんど同じ」ということが分かってきます^^;


私はこれを知るまで、SPFの数値に比例して保護力も高くなるものだと思っていましたが、
数字のインパクトに踊らされていたことに気付きました^^;


むしろ、数値が高いほど添加物を多く含んでいて肌への負担が大きくなるので、
日常使いにはSPF30までで十分と言われています^^


肌への負担をできるだけ少なくしつつ紫外線対策をするには、
SPFの数値よりも、日焼け止めを塗る量や頻度に注意することが大切なんですね♪


ちなみに、炎天下で長時間過ごす場合に、強い紫外線から肌を保護するためには、
日焼け止めを2時間ごとに塗り直すことが推奨されています。


日焼け止めによる肌へのストレスをできるだけ避けたい場合や、
落とすのがめんどう、肌残りがないか気になる場合 ← 私はコレ両方^^;


UV効果のあるラッシュガードや、帽子を併用することで、
使用範囲や量を抑えることが出来ますね^^


ところで、、


どんなに肌に優しい日焼け止めを使っても、
日焼け止めを落とした後は、いつもより肌の乾燥が気になることってありませんか??


私は、けっこう乾燥が気になるので、
シャワーの後に、必ずアロエのジェルで保湿をするようにしています^^


アロエには、ビタミンやミネラル、アミノ酸を始めとした私たちの体調を整えてくれるのに役立つ成分が200種類以上も含まれていることが分かっています。


子供の頃に、祖母が、家庭の万能薬として庭でアロエを栽培していたのを思い出します^^


アロエベラの葉を切ると滲み出てくるトロッとしたゲル状の部分には、
肌の水分を保持してくれる働きがあるので、保湿や乾燥対策にとても良いんですね^^♪


私が使っているのは、余計なものが入っていないオーガニックアロエが原料のジェルです。
成分が全て天然素材でシンプルなので、子どもと一緒に顔から身体まで安心安全に使えます^^
https://www.iherb.com/pal/referral/pdp/AEL4064?productId=112713&rcode=AEL4064&utm_medium=appshare



このような感じで、
我が家の紫外線対策と、日焼け止めを使用した後の肌のアフターケアは、
とてもシンプルですが、トラブル無く順調です^^♪


みなさんのお役にも立てましたら、とても幸いです^^


最後に、
開封後の日焼け止めは、


雑菌やほこりなどが混ざってきたり、成分の劣化も始まりますから、
ワンシーズンで使い切れなくても、季節ごとに新しいものを購入しなおすと安心ですね^^♪



今回も、ここまでお読みいただきありがとうございました^^

みなさんの今日が、豊かで素敵な一日でありますように。
それではまた、次回のブログでお会いしましょう!